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病気のこと<3>

前回の病気のこと<2>からずいぶんと時間が経ってしまいましたが,続けて書いていこうと思います。

私の性格がいいのか悪いのか,過ぎてしまったことはすぐに忘れてしまうというか,特に大変なことは薄れるのが早い!
まぁ,楽天的と言いますか…
忘れている部分も多いかと思いますがお付き合いくださいね。


前回は消化器内科のY先生から消化器外科のK先生を紹介されたところで終わりました。
毎週火曜日に外来にいらっしゃるK先生。
外科の先生の印象はちょっと厳格な感じがあるのかなと勝手に思っていました。
予約の時間よりちょっと早めに待っていたのですが,呼ばれたのはちょっと時間が過ぎてから。

名前を呼ばれて診察室へ入りました。
「はじめまして〇〇です。よろしくお願いします。」
K先生の第一印象は,ちょっと目が鋭くて神経質な感じ。
年は同じくらいかも…。

パソコンをいじりながら大きなモニターに私の大腸内視鏡検査の映像が映し出されて
「これが癌ですね。」
ずばり言われてしまいました。
体の調子はいいし,食欲もあるし…でも癌なんだ…。
外科で言われちゃぁ信じるより仕方ないですよね。

さらに「初期ではないです」とダメ押し。
一瞬,初期ではないってどういうこと
初期に近いってこと
あくまで前向きなので限りなく初期に近いと自分で思い込む
でもさすがにステージを自分で確認はできませんでした。
かすかな期待を持ちたかったからだと思います。

K先生は私の目を見ながら
「進行性の癌ですね。かなり肛門に近いところにあります。肛門管に浸潤していると思われます。手術は肛門まで取ることになるので,人工肛門になりますね。」
先生,淡々と言うけど,人工肛門て何

「直腸と肛門管と一緒に取るので,術後は切った腸の先をお腹に開けた穴から出して,そこから便を出すことになります。」
そう言われても全く実感がないので,
「そうなった場合,生活はどうなりますか?」
なんて他人事みたいに質問したら
「普通の生活ができますよ。温泉だって入れるし,プールも入れるし,スポーツもできます。」
そうなんだ,それじゃ今までと殆ど変らないじゃない

全く他人事のようにK先生の言葉を聞きながらも,いきなり人工肛門の話になるってどういうことよ
まだ治療も始まってないし手術だっていつになるか分からないのに,なんなのよ
と,心の中では思っていたのかも。

「肛門は残せないんですか?」
とわずかな期待を胸に聞いた覚えがあります。
「残す手術はここではやっていません。特別な病院でしかやってません」
えっじゃぁそれってどこでやってるのと思っていたら
残した場合と取って人工肛門にした場合の再発率と5年生存率などを示してくれて,
「これから先,どちらが安心して生活できるかといったら人工肛門にした方がいいと思います。残せたとしても,直腸がないと排便障害が残るし。」
この時は残したときの排便障害の意味がよく分からなかったのですが,今はわかる気がします。

「手術は抗がん剤治療と放射線治療が終わったあとになります。がんばってくださいね。」
この時もう大体の手術の方法は決まっていたみたいです。
あとは癌がどのくらい小さくなるか,手術してみなければわからないリンパへの転移など,これからの治療しだいということです。

この時は顔合わせのような感じでそう長い時間ではありませんでしたが,
しっかり私の目を見て話してくれたし,とても誠実な感じの先生だなと思いました
やっぱり患者に変な期待を持たせないように最初から覚悟をさせるのかなと今になって思います。

診察が終わって看護師さんから
「先生からお話があったと思いますけど,これお渡しするので読んでみて下さいね。質問とかがあったらいつでも聞いてくださいね。」

人工肛門にする人のための日頃のケアとか生活のガイドブックでした。
人工肛門はストーマ(ギリシャ語で口)と呼ばれています。
ネットでストーマと検索するといろいろ詳しく出ています。
ガイドブックを読みながら,めんどくさがりの私にちゃんとケアができるかしらと,まだその状態になってもいないから実感がわかないままでしたが一通り読みました。
先生が言った通り,普通の生活ができそうでした。

でも,残せる可能性は全くないのか…心の片隅にはこの後もずっと残っていました。

この日はちょっと緊張してたかも。
家に帰ってK先生の顔を思い出そうとしたらぼやけていて,ハッキリ思い出せませんでした

主人には消化器内科で告知を受けてすぐ,メールで知らせました。
実家には直接行って報告しました。
家族はすごくびっくりしていたけど,私が意外にもさらっと受け止めていたので少し安心したみたいでした。
子ども達にも話しましたが,私の元気な様子を見て,それほど深刻にならずに聞いてくれたみたいです。

次回は抗がん剤治療と放射線治療開始です。




comment

こんばんは

記事を読んで、人工肛門やステージの事を調べました。
その上で、コメントを書こうと思ったのに、一度書いては消し、また書いては消しをやってしまい、気持ちが落ち着いてから書く事にしました。
とてもショックな事を、淡々と書かれていて、それだからこそ余計に心が痛みます。
頑張れなんて言葉を書く事は出来ません。

戻ってきてくれて、ありがとう。
  • 2014/06/13(金) 22:49 |
  • カミさん |
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No title

最近、知り合いのご主人が直腸癌で手術されたと聞いて
amikakeさんのことを思い出しました
なんとか肛門は残したそうですが
日常生活は想像以上に大変そうでした
amikakeさんもお体を大事にしてくださいね

  • 2014/06/14(土) 10:25 |
  • honey*caramel |
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◇カミさんへ

カミさん,早速コメントありがとうございます。
そう,読んでみると淡々と…ですね(*^_^*)
癌になると精神的にも肉体的にも悲惨かと思っていたのですが,
実際自分がなってみたらそうじゃなかったんですね。
これは誰にでも起こる事なんだと客観的になっちゃって。
私の性格が大きいと思います。
今まで,何とかなるさ!の精神で生きてきたので。
周りの方が気を揉んでいる感じを受けてます。
  • 2014/06/14(土) 16:17 |
  • amikake |
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◇honey*caramelさんへ

honey*caramelさん,コメントありがとうございます。
お知り合いの方が…同じ病気ですね。
時間は掛かるかもしれないけれど,普通の生活に戻れるといいですよね。
私は手術前と全くと言っていいほど変わらぬ生活に戻っています。
今は選択肢がいろいろあって,ほとんどの事で同意を求められます。
手術の方法や使う薬など。
自分の選択がこれでよかったと思いたいですね。
  • 2014/06/14(土) 16:27 |
  • amikake |
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No title

これだけのことを冷静に受け止められるamikakeさんは、素晴らしいと思います。
私なんて読んでいるだけで…心が折れそうになってしまいました。ダメですね~
私ももう少ししっかり生きなくちゃ!
  • 2014/06/16(月) 08:33 |
  • しろくま |
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◇しろくまさんへ

しばらくブログを開けていなくて,お返事が遅くなってしまいましたv-356
ごめんなさいv-436

あと何回か病気の話が続いてしまうかと思いますが,お付き合い下さいね。
本人はいたって客観的で落ち着いています。
これも治療して下さった病院の方々と周りのみんなのおかげですね。
  • 2014/07/01(火) 16:51 |
  • amikake |
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プロフィール

amikake

Author:amikake
-------------------
夫,息子2人(社会人)、
娘(高1)の5人家族。
ミステリー小説、ドラマ、洋楽が好き。
最近,ハンドメイドサイトminne,creemaに出品を始めました!

'14.4に直腸がんの手術。ますます楽天的な性格に拍車がかかるアラフィフ主婦です。

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